一般財団法人東京マラソン財団では、国際社会が取り組んでいる持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、チャリティ事業、スポーツボランティア活動をはじめ、オフィシャルパートナーや協業先と連携して、東京レガシーハーフマラソンを通じたサステナビリティ(持続可能な大会運営)への取り組みを推進し、LGBTQ+(性的マイノリティ)、障がいの有無などに関わらず、誰もが参加しやすいインクルーシブな社会をつくるための大会運営を行います。
■大会で使用したペットボトルの水平リサイクル 【ボトルtoボトル】の取り組み
当大会の各給水所でランナーに提供した飲料のペットボトルをオフィシャルパートナーの大製薬と協働し分別回収。回収されたペットボトルは、再生ペットボトルの原料に処理・加工され、その原料を用いて製造されたペットボトルは、大
製薬をはじめ飲料メーカーの飲料容器として再び利用されます。
【ボトルtoボトルについて】
一般社団法人全国清涼飲料連合会ホームページ 「ペットボトルは貴重な資源」参照
■給水所で使用した紙コップを回収しリサイクル
当大会の各給水所では、飲用したランナーに紙コップを専用の回収ボックスに入れてもらい、オフィシャルパートナーの大製薬と協働し回収。
回収された紙コップはリサイクルされ、トイレットペーパーに生まれ変わります。
■大会にて使用する随行車両の一部に電気自動車を採用
東京都のゼロエミッションビークル促進活動に連動して、MGC並びに東京レガシーハーフマラソン2023の審判長車にポルシェ・タイカンを無償貸与いただきました。
■国立競技場などの装飾に使用したフラッグをアップサイクル
東京マラソンでも取り組みを行っている、大会で利用したフラッグなどの資材をトートバッグやペンケースなどにアップサイクルし、東京マラソン財団オンラインストアにて販売する取り組みに加え、東京レガシーハーフマラソン2023では、さらに一歩踏み込み、オフィシャルパートナーのTOPPANと協働し、フラッグの一部をリサイクルしやすい素材のecocracy® (エコクラシー)で制作いたします。なお、アップサイクルグッズの収益の一部は寄付先団体を通じて寄付いたします。
■アスリートビブスセットの「安全ピン」配付の取りやめ
今大会よりアスリートビブスセットに『安全ピン』を同封しておりません。安全ピンが必要な方は、BibTag(計測タグ)確認テーブルの上に安全ピンをおいており、必要な方のみ、各自でお取りいただきます。
■誰でも更衣室、誰でもトイレの設置(設置場所:国立競技場エリア)
多様な性のあり方に対応した運営及び正しい知識や情報の普及・啓発を「NPO法人プライドハウス東京」のアドバイスのもと運営ノウハウを構築しています。
※プライドハウス東京は、当財団とスポーツイベントにおけるダイバーシティの促進について協定を締結しております。(2019年)
※「東京レガシーハーフマラソン2023」に向けたLGBTQ+勉強会が主催「NPO法人プライドハウス東京」(協力 東京マラソン財団)で10月13日(金)に開催されます。
■パラ陸上教室の開催
東京レガシーハーフマラソン2023[2023年10月15日(日)開催]の関連イベントとして、大会当日の午後にパラ陸上教室を開催いたします。
どんな障がいをお持ちの方でもスポーツの聖地・国立競技場のフィールドに立ち、アスリートが感じた興奮と感動を体験することで、次の成長を育み、新たな夢を目指せる機会を提供します。
■RUN with HEARTサステナビリティセミナーについて
チャリティ事業を通じて、国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の実現に取り組んでいます。
RUN with HEARTサステナビリティセミナーレポートはこちら